地域のなかで生活に困窮されている方を対象に、病院主催で発足した食糧物資支援プロジェクトです。はじめはボランティア経験もほとんどないスタッフばかり、物資も何もない状況からのスタートでした。地域の方々や企業などからご支援いただき、病院内でも職員から米を数合、数ｋｇと寄付をつのり、毎回120～150人の方に食料・物資を配布する事ができています。2021年の秋からこれまで年2～3回のペースで計8回開催してきました。
また食料・物資をお渡しするだけでなく、会場内に医療相談、生活相談コーナーを設けており、来場された方の生活の実態や切実な声を聴き、困ったときには気軽に相談していたけるような関係づくりを目指しています。
あすかいプロジェクトは、この12月に第９回目を予定しています。活動を通して、継続的な支援が必要な方には行政、医療福祉の支援やサービスに繋げていくことが重要だと実感しています。さらには、こういった人々の生活の実態を行政に伝え、改善を図るよう働きかけていく事も重要だと考えています。