理事長あいさつ

公益社団法人 信和会
理事長 小林 充

 60年にわたる信和会の歴史の中からの教訓は、1.地域の要求から出発し事ある毎に立ち返る 2.最も困難な人々に寄り添う 3.平和と社会保障充実の旗を高く掲げ続ける 4.経営を守る意識・観点を握って離さない 5.人と組織の育成に労苦を惜しまない の5点をぶれることなく受け継いでいきたいと思います。
 発足当初の職員や地域の方が、60年後の私たちを見てどんな評価をされるかは想像の範囲を超えるし、ましてや、私に60年後を展望するのも無理なことです。それでせいぜい10年後の信和会へのミッションとして、1.地域包括ケア時代にあって、「困ったときは信和会」「選べるものなら信和会」と頼られ評価される事業ネットワークをさらに強化している 2.法人内外が対話に溢れ、新しいアイディア創発と真摯な振り返りが組織文化になっている 3.真面目で柔軟で豊かな発想と実行力を持ちながらも理念においてぶれない人材が次々育っている 4.安全性や医療・介護サービスの質向上と効率化・経営改善が一体のものとしてバランスよく発展している の4点をイメージとしてあげたいと思います。
 先日、とある古い開業医の先生から、「信和会」の名は、創始者安井信雄先生に由来すると伺いました。その歴史的な意味合いを噛みしめつつも、「地域を守る輪(和)」「戦争をしない輪(平和)」二つの和を信じるという意味を、魂を受け継ぐものとして、名前に込めてゆきたいと思います。

お気軽にお問い合わせください。075-712-9099受付時間 9:00-17:00 [ 土日・祝日除く ]

お問い合わせ メールフォームをご利用ください