公益社団法人 信和会 京都民医連第二中央病院

まちづくりセンター通信
誰もが医療にアクセスできる制度をめざして

昨年の10月から75歳以上の医療費窓口負担が変わり、1割から2割になりました。これまでも受診控えなどがおきているもとで、さらなる負担は高齢者を医療から遠ざける制度改悪です。実際に影響を受けた方にお話しを聞きました。

Aさん

いつも窓口で支払う金額の倍の金額を言われてびっくりした。制度が変わったことは知っていたが、実際に金額を言われると、えーーと。先のことも考えて、あすかい病院にかかりつけをかえて無料低額診療制度を活用することになった。何でも負担、負担で、少ない年金でやりくりするのはもう限界がある。

皆さんの中でも負担増の対象になった方がいらっしゃるかと思います。物価の高騰や年金削減などで私たちの暮らしが脅かされている中、これ以上の負担に皆さんきりきり舞いの状態かと思います。
私たち民医連はこの窓口負担の1割から2割の負担増に反対してきました。国会請願署名にも取り組んでいます。皆さんも負担増ばかりを強いる制度改悪に声を上げましょう。