京都の住人に愛される「百萬遍さん」
あすかい病院から徒歩1分のところに京都でも有名な百萬遍知恩寺があります。
百萬遍知恩寺は、浄土宗を開かれた法然上人の直弟子の勢観房源智上人が、師の恩に報いるためには「恩」を「知」らなければならないと、前身のお寺を「知恩寺」と名付けられました。
その後、大地震がもとで都に疾病が蔓延し多くの死者が出た時、天皇の勅命を受けて第八世善阿空圓上人が弟子とともに七日七夜にわたって念仏したところ疾病が治まり、その念仏の数が百万遍におよんだことから「百萬遍」の号が下賜されました。
もともと賀茂にあった百萬遍知恩寺は幾度かの移転を経て、1662年に現在の地に再興され、京都の人々からは「百萬遍さん」として親しまれ地名にもなりました。
天気のいい日は、あすかい病院の患者さんの歩行練習の場所として大活躍です。「桜や紅葉など四季を感じることができ、入院中の患者さんにとって癒しの効果絶大です。また、砂砂利や坂道、石段など、応用的で実践的な歩行練習を実施できる貴重な場所です」(リハスタッフ)
皆様も散歩コースにいかがでしょうか?