京都民医連第二中央病院広報誌 2014年12月発行 vol.22
放射線科ってどんなところ?
現在放射線課では、男性技師6名、2013年より女性技師1名を迎え、総勢7名の技師で放射線などを利用した画像検査を中心に業務を行っています。
私たちが取り扱う検査装置は、胸や骨のレントゲン写真でお馴染の一般撮影装置や、乳がん検診等でご存じかと思いますが、
女性の乳房を撮影する「乳房撮影装置」、胃のバリウム検査で御馴染の「X線TV撮影装置」、
医療ドラマなどで放射線技師の仕事ぶりが描写されることの多い「CT撮影装置」(ここまでは放射線を利用した検査機器です)、
放射線磁場を利用した画像検査、狭いトンネルに入って大きな音を奏でながら検査を行う「MR撮影装置」も私たちが扱っています。
従って、私達は「病院の中の写真屋さん」のような存在です。
ところで、『放射線』という言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?原爆や原発事故などで怖いと思われる方も多いと思います。
私たちが病院で使用している放射線(X線)の量は、身体に影響が出ると言われている量よりもはるかに少ない量を使用しています。
そして、必要な場所に必要最小限のX線量で病気を発見し正しい診断ができるよう検査を行っていますので、放射線による影響をご心配されることはありません。
安心して検査をお受け下さい。
スタッフより
放射線課で行う検査は比較的短時間で終える事が多く、ゆっくりお話しする機会が少ないと感じられることもあると思います。
スタッフ一同、安心して検査をお受け頂けるよう、そのわずかな時間も大切にしたいと思っています。病院で我々スタッフをみかけたときは、気軽にお声掛け下さい。
今後とも、よろしくお願いいたします。