公益社団法人 信和会 京都民医連第二中央病院

特集 あすかい病院で検査を受けませんか?

病気を早期発見し、健康を保ちましょう !

あすかい病院では、内視鏡検査や生理検査、そして放射線検査など、色々な検査を行っています。
気になる症状がある場合や、体の状態を調べたい場合は、ご相談下さい。
検査を受けて、今後の健康活動に活かしていきましょう!

内視鏡検査

上部消化管内視鏡(胃カメラ)以外にも、下部消化管内視鏡や嚥下内視鏡も受けることができます。

下部消化管内視鏡

地域包括ケア病棟は、急性期での治療が終了した後、体操やレクリエーションで体力を回復するとともに、自宅や施設に帰るための環境調整を行う病棟です。
病状が安定するための治療を継続しながら、洗面・入浴・食事・排泄といった日常生活の中の動作を中心にリハビリを行います。また、集団での体操やレクリエーションを通して、入院生活の中に楽しさや充実感も得ていただけるよう取り組んでいます。
そして、退院後ご家族が安心して介護できるように、食事や排泄援助の方法を覚えていただく支援をするとともに、利用される介護サービスを提供している事業所とカンファレンスを行い環境調整もしています。
病気や障害があっても、地域でその人らしい生活を送れるよう、患者さん・ご家族に寄り添った退院支援を行うことを目標に、日々取り組んでいます。

嚥下内視鏡

細い内視鏡を鼻から挿入し、喉の奥を観察して食べる(嚥下)能力を調べる検査です。嚥下障害などを調べることができます。

放射線検査

肺や骨の状態を調べるレントゲンや、脳や内臓の状態を調べるCTなどが代表的な検査です。また、胃のバリウム検査や乳房撮影検査なども行っています。

安心しリラックスして検査を受けていただけるように、丁寧な説明と確実な技術で行っています。

★お誕生日月などを目安に年に一度お受け頂くことをお勧めします。

CT

CTは人体の周りを回転しながらエックス線を当て、その情報をコンピュータで処理することで全身の横断面像を得ることができます。
頭・胸・腹部以外にもレントゲンではわかりにくい小さな骨折などを調べるために利用され正確な診断に活用されています。CTを活用した検診では、低線量肺癌健診(少ない放射線量でレントゲンではわかりにくい早期肺癌の検出)などを行っています。

MRI

強力な磁力と電波を利用することで全身の断面像を得ることができます。MRIが得意とするのは、頭部や腹部以外にCT等では判断のつきにくい軟部組織(靱帯や神経など)の観察です。
また、造影剤とよばれるお薬を使用せずに血管の状態が観察できます。この技術を活用した脳ドック(検査時間30-40分程度)などをご用意しています。

生理検査

心臓の状態を調べる心電図や、内臓の状態を調べる腹部エコーなどが代表的な検査ですが、次のような検査も行っています。

丁寧な説明を行うとともに、迅速かつ正確な検査結果が得られる技術で検査を行っています。女性の検査技師も勤務しております。

ホルター心電図

通常の心電図では、数十秒程度の記録ですが、ホルター心電図では、24時間心電図を記録し続けることで睡眠中、運動中などの心臓の変化を見ることができます。検査は胸部に直接電極シール4枚を貼りつけ、小型の心電図記録機器を専用ホルダーに入れ、腰に巻くように取り付けます。完全防水ですので、検査をしながらお風呂にも入れます。

【検査でわかること】

  • 胸痛や動悸、息切れ、失神、めまいなどの症状が、心臓が原因で起こっているかどうかを判断します。
  • ペースメーカー機能の確認、心筋梗塞後や心臓手術後の状態の確認などにも有用です。
眼底カメラ(無散瞳眼底カメラ)

専用カメラで眼底の撮影を行い、その記録写真から視神経の出入り口や、網膜及び網膜の血管などの病的変化や異常などを専門の眼科医が判断し、病気の有無を判定します。健診の眼底カメラでは、コンタクトレンズは外してもらいますが、一般的に瞳孔を広げる為の薬は使用しないで行います。 手軽に体の外から直接観察できる血管検査です。

【検査でわかること】

  • 高血圧症や動脈硬化症の進行状況が把握できます。
  • 糖尿病性網膜症及び緑内障や白内障の診断に用いられます。
下肢血管エコー(下肢血管超音波検査)

超音波を使用し、足の付け根から足首辺りまでの動脈及び静脈の状態や血の流れを記録します。血管が細くなっている所や詰まった所などを見る事ができます。この検査は、体の表面から体内を見る検査で痛みもなく検査ができます。

【検査でわかること】

  • 動脈エコー…動脈の狭窄や閉塞による閉塞性動脈硬化症の診断に有用です。
  • 静脈エコー…エコノミークラス症候群などにみられる深部静脈血栓症の診断に有用です。
  • 静脈瘤や静脈炎など足のむくみの精査に有用です。
PWV(脈波伝搬速度)

血圧と脈波(心臓から押し出された血液の波)から血管の詰まりや血管の硬さ(弾力性)を見る検査です。検査では、両腕と両足の血圧を同時に測定します。
血管の硬さ(弾力性)は、いわゆる「血管年齢」で表す事ができ、動脈硬化の程度を反映します。動脈硬化症は年齢と共に進行し、自覚症状が出にくい病気の一つです。心筋梗塞や脳梗塞など重大な病気につながります。
血圧を測るだけで、簡単に検査でき検査時間も5分程度と短時間で行えます。

【検査でわかること】

  • 血管年齢が分かります。
  • 下肢閉塞性動脈硬化症の診断に有用です。
アプニア(簡易睡眠時無呼吸検査)

睡眠中の呼吸状態を調べるスクリーニング検査です。就寝中の無呼吸は、気道が塞がれて息ができない状態と脳の呼吸中枢からの指令が出ない状態、その2つが合わさって呼吸ができない状態の3つのタイプに分類されます。
実際の検査は、検査機器を自宅に持ち帰り、就寝前に機器をご自分で装着し、翌日機器を返却して頂き、記録されたものを解析します。

【検査でわかること】

  • 睡眠時無呼吸症候群の診断に有用です。
  • 睡眠時低換気症候群の診断に有用です。

検査をご希望される場合は、受診されている外来の担当医にご相談下さい。
また、当院の健診センターでも、様々な健診コースをご用意しておりますので、ご利用下さい。