茶山のさと調理師から皆様へ

茶山のさとで調理師として働くこと10年、長いようであっという間の10年でした。

その中で嬉しいことに茶山のさとの料理を褒めて頂くことが多く、自分達の自信ややりがいに繋がっています。

でもこれは料理だけの評価だけではなく、食事の雰囲気が大きいと前々から感じていました。

他の施設に手伝いに行ったり、数々の職場での経験から作る側はそれぞれの制限がある中で、一生懸命美味しい食事を作っていますので、そこまで差がでることはないと思ってます。

1人で食べる食事よりも皆で食べる食事が楽しいと思ってもらえる雰囲気こそがより料理を美味しくしていると思います。

美味しいと言ってもらうと他の職種の方々にも支えられているなぁと食事風景を見ていて感じます。

茶山のさとは超高齢者施設なので軟らか目の食事が中心です。

使える食材も限られているので、工夫しながら料理のバリエーションを増やし、利用者さんと接することでここに必要な料理を考えることができたと思います。そして僕自身も成長できたように思います。

小さい施設ならではの温かさが茶山のさとの魅力だと思いますので、この先も温かい職場、温かい施設であり続けてもらいたいなぁと思います。

違う職場に移りますがこの先も笑顔になってもらえる食事を考え、楽しみな食事を作っていけたらと思います。

調理師 江見