京都民医連第二中央病院広報誌 2004年11月発行 vol. 1
大文字 創刊号
足からはじめる介護予防
老化に負けない丈夫な足腰づくり
年をとったので足腰が弱ってきたのは仕方がないとあきらめていませんか?
足腰の衰えは日常の運動不足が大きな原因といわれています。
筋肉づくりに手遅れはありません。今日からさっそく始めましょう。

「つま先立ち」体操
ふらつきを防ぐ、歩くときなどに必要な筋力がアップ。
- 3秒かけてゆっくりつま先で立つ。
- そのままの姿勢で1秒数える。
- 3秒かけてゆっくりかかとをおろす。

「ひざの引きあげ」体操
歩くとき、足をあげるときなどに必要な筋力がアップ。
- 腰は動かさずに、ひざを胸のほうへ3秒かけてゆっくり近づける。
- そのままの姿勢で1秒数える。
- 3秒かけてゆっくり足をおろす。

「ひざ伸ばし」体操
つまずきを防ぐ、立ち上がるときなどに必要な筋力がアップ。
- 深く座り、つま先を床につけ両手は太ももの上に置く。
- 3秒かけてゆっくり膝を伸ばし、つま先を頭の方へ向けた姿勢で、1~2秒数える。
- 3秒かけてゆっくり足をおろす。。
いざという時のために…
「緊急通報システム」のご紹介
- 一人暮らしの高齢者や障害を持っている方が、家庭内で急病や火災などの緊急事態にあわれた時、“胸にかけたペンダント”や“専用機の緊急ボタン”を押すことで、自動的に消防局指令センターに通報されます。
- おおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者や高齢者のみで構成する世帯で、機敏に行動することが困難な方が対象となります。
- 利用料金は、前年の所得税額に応じて無料~1,462円の負担が必要です。
- ご希望される方は区役所支援課 電話 (075) 771-4211、または下記の当介護支援センターへご相談下さい。
- 京都市在宅介護支援センター
京都民医連第二中央病院 - TEL (075)701-3588
- センター長 太田美和子 玉井弓子 竹村順子