診療所のご案内

理念

  1. 患者・利用者の人権を尊重し、安全で質の高い医療・保健予防・介護活動を行います。
  2. 地域の医療・福祉機関との連携を密接にし、地域に開かれた活動を行います。
  3. 学習に努め、日々成長する組織であり続けます。

ごあいさつ

藤本所長

 大宅診療所は1984年に地域の住民のみなさんの力で開設されました。
 いのちの平等を掲げる民医連の診療所として、山科健康友の会と力を合わせて地域医療と介護活動、地域の健康づくりに取り組んでいます。
 医療と介護の複合診療所として、健康診断、予防接種、外来診療、訪問診療、訪問看護、デイケア、訪問介護、居宅支援事業など多面的な活動を行っています。小児から高齢者まで全ての世代のかかりつけ医として気軽に相談できる診療所をめざしています。

所長 藤本 眞次

お知らせ

当院では、「地域包括診療加算」等を算定する患者さんに、「かかりつけ医」として、次のような診療を行います。

  • 生活習慣病や認知症等に対する治療や管理を行います。
  • 他の医療機関で処方されるお薬を含め、服薬状況等を踏まえたお薬の管理を行います。
  • 予防接種や健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。必要に応じ、専門の医療機関をご紹介します。
  • 介護保険の利用に関するご相談に応じます。
  • 必要に応じ、訪問診療や往診に対応します。
  • 体調不良時等、患者さんからの電話等による問い合わせに対応しています。

沿革

1984(昭和59年)年7月2日 開設
2002年3月1日 社団法人信和会に合同
2000年介護保険開始に伴い介護事業を開始

  • 通所リハビリ定員10名で開始
  • 訪問看護
  • 居宅支援事業
  • 訪問介護(2002年6月1日~)

2005年12月11日リニューアルオープン

  • 通所リハビリ定員20名に変更

全日本民医連綱領

 私たち民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。
 戦後の荒廃のなか、無産者診療所の歴史を受けつぎ、医療従事者と労働者・農民・地域の人びとが、各地で「民主診療所」をつくりました。そして1953年、「働くひとびとの医療機関」として全日本民主医療機関連合会を結成しました。
 私たちは、いのちの平等を掲げ、地域住民の切実な要求に応える医療を実践し、介護と福祉の事業へ活動を広げてきました。患者の立場に立った親切でよい医療をすすめ、生活と労働から疾病をとらえ、いのちや健康にかかわるその時代の社会問題にとりくんできました。また、共同組織と共に生活向上と社会保障の拡充、平和と民主主義の実現のために運動してきました。
 私たちは、営利を目的とせず、事業所の集団所有を確立し、民主的運営をめざして活動しています。
 日本国憲法は、国民主権と平和的生存権を謳い、基本的人権を人類の多年にわたる自由獲得の成果であり永久に侵すことのできない普遍的権利と定めています。
 私たちは、この憲法の理念を高く掲げ、これまでの歩みをさらに発展させ、すべての人が等しく尊重される社会をめざします。

一.人権を尊重し、共同のいとなみとしての医療と介護・福祉をすすめ、人びとのいのちと健康を守ります
一.地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設などとの連携を強め、安心して住み続けられるまちづくりをすすめます
一.学問の自由を尊重し、学術・文化の発展に努め、地域と共に歩む人間性豊かな専門職を育成します
一.科学的で民主的な管理と運営を貫き、事業所を守り、医療、介護・福祉従事者の生活の向上と権利の確立をめざします
一.国と企業の責任を明確にし、権利としての社会保障の実現のためにたたかいます
一.人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対し、核兵器をなくし、平和と環境を守ります

 私たちは、この目標を実現するために、多くの個人・団体と手を結び、国際交流をはかり、共同組織と力をあわせて活動します。

2010年2月27日 全日本民主医療機関連合会