もの忘れ外来
「高齢化社会」「認知症の増加」といったニュースが日常的に報道されています。報道により認知症という病気が広く知られるようになったことはよいことですが、一方でご自身のもの忘れ、ご家族の物忘れが気になり出したらどうしたらよいかと戸惑われ、受診をためらっておられる方もいらっしゃるかもしれません。また「もの忘れの症状は目立たないけれど、以前できていたことがうまくできなくなった、元気がなくなった、性格がかわった。これは認知症?」と認知症かどうかよく分からないけれど心配しておられる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は当院の「もの忘れ外来」をお気軽に受診ください。当院には認知症を専門にしている医師が複数おりますし、脳神経内科や精神科(心療内科)を専門にしている医師がおりますので、認知症はもちろんですが、認知症と見間違ううつ病などの精神疾患への対応も行うことができます。もちろん、頭部MRIや血液検査など診断に必要な検査は当院で概ね実施できます(より特殊な検査が必要な場合は他院で実施してもらうことが可能です)。
認知症の診断から治療、不眠や幻覚といった精神症状への対応、介護に関する相談、介護保険の意見書の作成など、患者さんご自身だけでなくご家族のご心配にもお応えしたいと考えています。
すでにかかりつけ医がいらっしゃる方は、かかりつけの先生からの紹介状をお持ちいただけると助かりますが、難しい場合はお薬手帳をお持ちください。またご家族など介護者の方に同行していただけますと診断・治療がよりスムーズに行えます。
受診の際はまずはお電話にてご予約下さい。
「認知症」家族懇談会のお知らせ
認知症の方の介護には迷いや悩みがつきものです。
認知症のことについて話を聴いたり、質問をしたり、ご自身の話をして見ませんか。
京都民医連あすかい病院では、定期的に「認知症」家族懇談会を開催しています。
是非、ご参加下さい。
※「認知症」家族懇談会のお知らせは、トップページの更新情報に掲載いたします。
もの忘れ外来
■初めてのもの忘れ外来
13:30~16:00 予約制 京都民医連あすかい病院
担当医 中村匡宏医師(神経内科)
予約方法
電話にてご予約下さい
京都民医連あすかい病院代表 TEL 075-701-6111 までご連絡下さい。
診察時の留意点
- 予約時間の30分前にご来院下さい(診察前の問診があります)
- かかりつけ医の紹介状(なければ内服薬名・病名がわかるもの)をご持参下さい。
- 介護保険サービス、その他受けておられる社会的サービスがあれば、資料(例:介護保険証、福祉サービス受給者証、障害者手帳など)をご持参下さい。
- 問診票を事前にご記入される場合はこちらより用紙をご印刷ください。
- 初診時は下記の検査を実施いたします
血液検査、胸部レントゲン、心電図、頭部CT、頭部MRI
1割負担で4,600円程度のご負担が発生します。詳しくは総合受付でお尋ねください。