京都民医連第二中央病院広報誌 2014年5月発行 vol.21

編集後記

また買ってしまった。22本目。『もう止める』と決心したのに。しかし、今回、定価9万、中古で4万、最も好みのタイプということでイッテしまった。 5万得したと思うのは早計で受取り後『5万分のクリーニングとリペア(修理・調整・部品交換)』などの面倒な作業と向き合うことになる。 そんなこんなで『久々の中古ギター』を手に入れ二晩かけて苦行を終えた。 年中そんなことを考えているのでエレキギターに関して『ただならぬ知識と経験』がある。 この場を借りて『エレキギターの買い方・ここを見ろ!編』を次世代に伝えたい。まず種類で大別する。 ①Fender系・②Gibson系・③その他に分類できる。100を超えるブランドがあり価格も様々だが『自分の好みが上記3種のどれか』でかなり絞り込める。 スケール(弦長)は648mm Fender系・628mmGibson系・610mmShortScale。648と628の2cmの違いは侮れない。 弦の張りが変わる。Bodyは木材の違いで『見た目が全く同じ物』でも重さが大きく変わる。Neckは材質よりもShape(断面の形)を確認する。弾き易さが違う。 指板は木材を確認。ローズとメイプルで感触が全く異なる。さらにメイプルは艶ありと艶なしで違う。要注意だ。これら前述した全ての要素が音にも影響する。 最後に生産地をみる。初心者ならIndonesia3万前後で充分。5万前後Chinaはライブで使える。10万以上Japanはプロになれる。 20万以上U.S.A.は価格の半分がブランド代。自慢のネタが増え、家族との会話は減る。(ま)