京都民医連第二中央病院広報誌 2007年9月発行 vol. 9

シリーズ職場紹介

外来診療事務課

 皆さん初めまして、外来診療事務課です!
 外来診療事務課は第二中央病院の外来と、あすかい診療所の事務業務を担当する部署です。
 ではさっそく外来診療事務課とはどんなことをしている部署か、ご紹介いたします。

1 外来の総合受付業務

 患者様が病院、診療所に来られてまずお目にかかるのは私たちです。
 診察・検査などの受付、保険証の確認、各種お問い合わせへの対応などなど、常に“親切・丁寧”を心がけています。あっ…忘れてはいけない笑顔。
 笑顔での対応を忘れてはいけません!…出来てます…よね!?
 出来ていなければご遠慮なく投書箱へ。

2 外来診療の会計業務

 診察・検査などでかかった医療費を計算しています。
 計算が遅くなるとお待たせすることになりますし、金銭のやりとりをしますので間違いも許されません。
 速さと正確さが求められるためかなり集中力が必要です。なので難しい顔でコンピューター入力してることもしばしば…、でも遠慮なく声を掛けて下さいね!もちろん笑顔で対応します!
 治療を終えられた方を1分1秒お待たせしないために日々頑張っています!

3 保険請求業務

 これは患者様には見えない仕事ですね。
 病院経営は大きく分けて保険者(皆さんがお持ちの保険証を管轄している機関)と患者様からの収入でなりたっているんです。
 患者様には診療のつど保険証負担割分の医療費を請求していますよね?
 でも保険者には1月まとめで残りの医療費を請求しているんです。
 請求書の受付期間が毎月1日~10日までですので、この期間は受付業務と請求業務が重なり、かなり忙しくしています。が、笑顔は忘れていません!

4 患者様の受療権を守る運動

 これは本来私たちがもっとも力を注がないといけない業務かもしれません。
 格差社会の拡大で収入が無く、保険料が払えずに保険証を取り上げられ病院に来られない方が激増しています。すべての国民が必要な医療を平等に受けられる権利を国は保障する義務があると私たちは考えます。
 医療改悪反対運動の先頭に立ち、これからも皆さんと共に頑張りますので宜しくお願いします。
 社会福祉法に基づく無料低額診療事業による医療費減免制度もありますので経済的にお困りの方は、ご相談下さい。

 以上簡単に説明しましたが、本当はこまごました業務が他にも沢山あるんです…が、紙面の関係で書ききれないのでまたの機会とさせていただきます。

 最後に…事務職とは患者様の病気と直接向き合える仕事ではないですが、少しでも治療のお手伝いが出来るように日々頑張っていますので、これからも宜しくお願いします。