京都民医連第二中央病院広報誌 2006年10月発行 vol. 7
編集後記
今年は定年の年である。
人生には3度のピークがあると聞いたことがある。
第1のピークは肉体的ピーク
第2のピークは知的ピーク
第3のピークは人格的ピークである。
この第3のピークは体力的にも知的にも衰えを実感し、その上でその年齢になって初めて見えてくるものがある。枯れた状態になってものに動じることがなく、一時的なものと永遠なるものを見分けることができる。人生の夕暮れは又喜びでもあるのです。
これから、この人格の完成を目標に歩くのだが、そのために何よりも肉体の管理が必要です。又、どんなに管理しても受け入れねばならない病気があるのも現実です。
美しい日本がそのとき、やさしい日本であって欲しいものです。
何はともあれ、ここまで働き続けられたこと、多くの皆様に支えられたことを感謝します。
(S・O)