訪問看護師

介護のやりがいを深く知らせる

氏名
物部理奈
職種
看護師(訪問)
事業所
訪問看護ステーションどんぐり(東山区)
資格
看護師
出身校
近畿高等看護専門学校

入職・転職を決めた理由、動機

私と民医連の出会いは高校3年生の時、高校生1日看護体験でした。白衣とナースキャップのコスチュームでちょっとドキドキしながら病院内を見学しました。食事介助の体験では味噌汁をストローで飲むように介助することに驚き、褥瘡処置の見学では見た目に衝撃を受け…と印象深い体験をしました。案内役の看護師さんが優しく接してくださったことを覚えています。
なぜ私が民医連に就職することになったかというと、高校生1日看護体験で奨学金制度の説明を聴いていたのと、看護師さんとの出会いからここで就職できればなと思ったからでした。病棟で働いた後、結婚、出産を機に訪問看護に就職しましたが、子育てしながらも働き続けられる職場で、楽しく看護しています。

仕事の内容

一言で言うと生活の支援です。病状や療養生活を専門的な目で見守り、的確なアセスメントに基づいたケアとアドバイスで、自立した生活が送れるように支援します。また、住み慣れた家で最後まで過ごせるように身体や心のケアを行い、家族と一緒に看取りをします。

仕事のやりがい

どんぐりの利用者様は90歳~100歳代の方がたくさんおられます。とっても元気で、スタッフのほうがいつもパワーをもらっています。利用者様の人生の最期に向き合うことも多くあり、介護者様からも学ぶことがたくさんあります。個別性の看護が実践でき、看護の原点がここにあると感じます。

仕事をしていてうれしかったこと

看護師になって19年目、今こうして続けていられるのは、最初に働いた病棟の上司や先輩看護師との出会いがあったからです。外科と整形外科の混合病棟で、術前・術後看護はもちろん、化学療法の看護やターミナル看護まですべて行うとても忙しい病棟でした。働き始めた当初はしんどいだけでしたが、しんどさを感じ取って私を支えてくれました。自分の知識や技術の向上につながっていることを実感させてくれました。看護の楽しさを感じさせてくれました。また、人と関わることの大切さ、リーダーシップの方法や人の育て方、民医連看護についてなどを教えてくれました。忙しさを楽しさに変えることを教えくれました。この病棟の経験が現在の訪問看護に活かすことができています。今ある私の目指す看護師像はその上司と先輩です。
今でもその上司や先輩とは定期的にお食事会を開催し交流しています。その交流が私の看護の振り返りと学び場であり、民医連看護を語り合う場であり、私の看護師継続の支えとなっています


プライベートでの楽しみは?

家でゆっくりと、録画したドラマを見て過ごすことが楽しい。