院長新年のご挨拶(2018年元旦)

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
日頃より京都民医連第二中央病院をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。ご存知のように当院は現在、南館建て替え工事中です。病院の正面玄関が無くなっていて驚かれた方も多いかと思います。南館の正面玄関は今までと反対の南側に移動し、南半分が完成した建物で診療を行っています。狭いスペースで診療を行っている関係上、皆様には何かとご迷惑、ご不自由をおかけしていることをお許し下さい。
 現在解体工事中の旧南館は2月から建設工事が始まり、今年10月には建設が終わり、3年に及んだリニューアルが完成致します。
 完成後の新南館では、広い外来スペース、なんでも相談できる受付相談。通院が難しい方へ往診センターの訪問診療、充実した健診センターなど外来・在宅医療・健診を充実させ、病棟では新たに、差額室料のない21床の緩和ケア病棟を立ち上げます。また高齢化社会ではその対応が必須である、認知症、誤嚥性肺炎、摂食嚥下障害、フレイルなどへのリハビリテーションを中心とした専門的対応も病院の目玉として取り組んで参ります。またこれまで通り、医療費でお困りの方への無料・低額診療事業、全病床差額室料の無い入院医療を継続して行います。
 京都民医連第二中央病院が皆様に愛され、地域になくてはならない病院となれるよう、職員一同、なお一層の努力を重ねて参ります。皆様の暖かいご支援ご指導を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

磯野 理