京都民医連第二中央病院広報誌 2011年7月発行 vol. 16
北3階病棟
今号では、11月3日に「茶山のさと」に移行する「北3階病棟」をご紹介します。現在は50床の医療療養病棟(一部分は介護保険ショートステイの病棟)として、運営しています。
北3病棟は療養病棟です。在宅介護をされている方の介護負担軽減への援助と、患者様の在宅療養を支えるための生活リハビリに取り組んでいます。 身体機能の維持・向上と廃用予防は私たちの大きな目標です。
身体の障害や認知症を抱えて生活することの不便さや不安への理解を深め合いながら、個別ケアを行っています。
スタッフは看護師、ケアワーカーともに、いろんな病棟・病院・施設・職種で働いてきた個性派ぞろいです。
今年11月には、療養病棟は新設の介護老人保健施設「茶山のさと」にうつります。「『生活の場』である老健でその人らしい人生を支えるためには?」「病院と在宅を橋渡しするために私たちに何ができるのか?」ともに学び知恵を出しながら、現在、急ピッチで具体化を進めています。老健では施設というより自分の家のような環境づくりをしていきたいと考えています。また'ボランティアさんの協力も大きな力です。地域のさまざまな方とのイベントなど楽しく過ごせる時間を作りたいと思います。