挨拶

小林理事長公益社団法人信和会のホームページをご覧になっていただきありがとうございます。
信和会は、戦後10年、安井信雄初代理事長によって設立された安井病院に端を発します。いつでも、だれでも、金の心配をせずに安心してかかれる病院をめざし、おかげさまで「安井さん」と地域の方からも親しまれ育てていただきました。
京都民医連に参加する他の診療所との合流や、新規の診療所開設、リハビリ分野や介護事業への展開を通じて、現在では、一病院・一老人保健施設・5診療所(うち歯科併設1)・3訪問看護ステーション・3訪問介護事業所・4居宅介護事業所・2通所介護事業所・1包括支援センターを数えるまでになっております。
しかし、どれだけ規模を増そうと、事業の種類を増やそうと、私たちの法人の原点は、身近な地域の方の命と暮らしを支えることです。
もともと健康友の会をはじめとする地域の方々に育てられた事業体です。地域住民の方々と手を取りあい、激動する情勢に立ち向かうのは当然ですが、加えてこれからの時代に信和会の求められるあり方として、保健・医療・リハビリ・介護・看取りを切れ目なく提供できる事業体であること、同時にそのために自法人のみならず地域の多くの医療機関・介護事業所・役員さんたちと肩を組んでいくことが不可欠と考えています。可能性を広げるのは何と言っても人であり、人の和と輪なのだと思います。
気軽に注文をつけていただき、あるいは飛び込んでいただき、ご一緒に安心して住み続けられるまちづくりを進めてまいりたいと存じます。

公益社団法人信和会理事長
小林充