サービス、職場、働くフィールドの紹介
介護老人保健施設 茶山のさとでは1階に通所リハビリテーション、2階には入所、ショートステイを受け入れる療養棟があります。 療養棟は、今の状態では自宅で生活できないという人が、リハビリをしながら在宅復帰を目指しています。一般の老健より看護師が多く、胃ろうがある方、吸引が必要な方でも受け入れが可能です。生活の中で歩行や排泄の訓練を行ったり、様々なレクレーションや行事にも取り組んでいます。 ISO9001(品質管理)手法を取り入れたり、日々お寄せいただく意見にも柔軟に対応し、安心して利用できる施設運営を目指しています。
仕事の内容
ご利用者様の生活全般をサポートします。ご利用者様がその人らしく、生き生きとした生活ができるように食事や排泄、入浴などの色々な場面でご利用者様自身の”出来る力”を大切にして、少しでも自立した生活を送っていただける様に援助します。また、利用者様と関わる機会の多い専門職として在宅や将来の生活を見据えたケアの提案を行います。
安心して生活を送っていただくことが出来る様に、ご利用者様の思いに寄り添い、傾聴・受容・共感する姿勢を持って日々関わって行きます。
職場の特長・地域での役割・大切にしていること
嚥下障害があっても美味しいものを食べたい、もう一度口から食べたい、という食への思いを大切にしています。言語聴覚士、管理栄養士などと一緒に、見た目に美しく美味しい嚥下食を提供。経管栄養から経口摂取へ移行する取り組みを行っています。
地域での関わりとしては不定期ではありますがボランティアで大正琴の演奏会や茶道の先生が本格的なお手前でお抹茶を披露されています。
職場の魅力
『きょうと福祉人材育成認証制度』の認証事業所です。入職して3年間は教育制度があり、1年ごとにステップアップできるシステムがあります。一人ひとりの成長に合わせて、先輩職員が業務の習得、仕事上の悩みなどの相談、指導を行います。また資格取得、技能を高める研修等に積極的に参加できるようバックアップ体制の充実しています。
1日の流れ
時刻 | 業務内容 | 大切にしていること・ポイント |
---|---|---|
6:00 | 排泄介助 | |
7:00 | デイルームへの誘導、モーニングケア | 早朝は特に転倒に注意 |
8:00 | デイルームへの誘導、モーニングケア | |
9:00 | 打ち合わせ、排泄介助、入浴介助 | 入浴時は体に湿疹や傷、褥瘡等がないか確認しやすい。 |
10:00 | 退所者の対応 | |
11:00 | 入所受け入れ | 交代で休憩時間 |
12:00 | 昼食介助 | |
13:00 | 送迎 | 送迎がある場合はお迎えに。 |
14:00 | レクリェーション | 活動レク、作業レクなど日によって分ける |
15:00 | 排泄介助 | |
16:00 | カンファレンス、翌日の入退所準備 | 他職種との意見交換、情報の共有 |
17:00 | デイルームへの誘導 | |
18:00 | 配膳、夕食介助 | |
19:00 | イブニングケア | |
20:00 | 片付け、消灯準備 | |
21:00 | 巡視、記録、コール対応 | 交代で休憩時間 |
22:00 | 巡視、記録、コール対応 | |
23:00 | 排泄介助 | 夜間帯は静かに・・・。 |
0:00 | 打ち合わせ、巡視 | 申し送り、確認事項を確認 |
1:00 | 入所準備、退所確認 | 細かな物音に気をつけ安全の確保。 |
2:00 | 体位変換、巡視 | 交代で休憩時間 |
3:00 | お茶を沸かす | |
4:00 | 体位変換、巡視 | |
5:00 | コール対応 |
今後入職を希望される方へのメッセージ
介護職は利用者様にとって多くの時間を共有する身近な存在であり、その中で多くのことを学び経験させて頂きます。季節ごとの行事の楽しみや、日々の生活リハビリに取り組むことで「出来なかったことが出来るようになった。」等の喜びの瞬間を共有できるということも介護職の魅力の一つです。利用者様一人一人がその人らしく生き生きと生活が出来る様に一緒に頑張っていきましょう。