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最も困難なひとびととつながる

この手を離さない

無料低額診療
信和会は1958年から第二種社会福祉事業の指定を受け無料低額診療事業を行っています。経済的な理由で必要な医療を受ける機会を制限されることのないよう無料または低額で医療にかかれる制度です。
「医療費がいくらかかるか心配で病院にかかれない」「急な病気で入院したが収入も減り入院費の支払いが心配」このような方はぜひご相談ください。
憲法25条には「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定められており、無料低額診療事業はその権利の保障をするため社会福祉法に位置づけられています。必要な医療を、必要な人に、いのちの平等をかかげて医療制度改悪に反対する取り組みもすすめています。
無料定額診察
認知症
臨床から垣間見える高齢化は、ただ数が増えたという単純なことではなく、単身高齢世帯の割合の増加といった高齢者の生活状況の変化、認知症の合併によるさまざまな課題、住居や介護といった生活福祉との関連の大きさなどを伴っています。これまで以上に一医療機関内にとどまって疾患だけを見ていればよい医療から私たちを引き離しています。日々あらたに生ずる課題に遭遇し、職員は頭を悩ませつつも何とかしようとしています。しかしそれは悪いことではありません。高齢者医療・認知症への取り組みは、私たちの力や知恵を鍛え、より地域に開かれた医療機関となるよい機会と考えています。これからも皆様のお力添えをよろしくお願いします。
もの忘れ外来

いのちの切捨て許さない – 社会保障を守る運動

突然ライフラインが止まった利用者がいました。彼女はデイサービスの利用料も滞納し、息子は昨日から何も食べていませんでした。困窮のきっかけは、息子の就労中の事故。誰にも頼らず収入が途絶えた結果でした。底冷えする1月、今日をどうするのか。ケアマネと事務職員が動きました。区役所保護課へ同行。電気、水道を通す交渉も職員が行いました。
信和会が取り組むホームレス支援で、医師から指摘され透析治療を開始しましたが、定住ができず、治療に来ない透析患者となりました。年末のことでしたが、とうとう連絡もとれず、診療所に来ませんでした。年が明け、ホームレス仲間のところを転々として、入院となり、そこから診療所に連絡が入りました。定住を考えてほしいと働きかけ、第二中央の連携室のSWとともに保護の申請を行いました。しかし、借家住まいの単身高齢者 (保証人が立てられない)の方を取り巻く住居環境は極めて厳しい状態にあります。この方を含め高齢者の医療・介護を受ける権利は著しく侵害されています。今回は不動産業者の良心的な援助もあり住居を確保できました。
これらの事例にみられるように「安心して住み続けられる街づくり」無差別平等の地域包括ケアの実現は、住まいの問題の解決抜きでは語れません。本来なら行政が住居を斡旋するなど、積極的に援助を行うべきであると思います。